わがまち推進計画

まちづくり協議会の活動方針をまとめた「わがまち推進計画」を策定しました 。

 

わがまち推進計画の背景と目的

 

少子化の進行や超高齢社会の到来、個族の増加といった家族形態の変化など、社会環境が大きく変化するとともに、価値観の多様化により、物質的・経済的豊かさや心の豊かさを追い求めるだけでなく、“より良く生きる”、“自分らしく生きる”といった生き方の質の重視や幸福感を享受したいという想いが、人々の間で高まってきています。そうした想いが少しでも実現されるようにと、社会の仕組みが変革されつつあり、その一つが「地方分権、地域分権」です。国の主導で進めてきた画一的なまちづくりの反省から、国と基礎自治体である市町村とが対等・協力関係に立ち、地域の自己決定・自己責任により、地域の個性や魅力を活かしたまちづくりを進めていこうという機運が、近年非常に高まっています。分権というと固いイメージがあるかもしれませんが、自分たちが住んでいる地域を自分たちの手でよりよい地域とし、いつまでも住み続けたいと思えるようにするための取り組みの1つの姿です。地域分権の取り組みを進めていくために、平成22 年度から、八尾市地域まちづくり支援事業に取り組み、各小学校区(地域の活動の状況に応じて中学校区)を「地域」の基本単位としてまちづくりを進める校区まちづくり協議会設立準備会が、順次、設置されました。

八尾市は、様々な沿革や地形的特性、あるいは社会的、文化的特性を持った29の小学校区で構成されています。永畑小学校区では、平成22年12月16日に「永畑小学校区まちづくり協議会設立準備会」が発足し、「地域でできることは地域で行う」、「地域だけでできないことは行政と協働して行う」を基本姿勢として、小学校区内の住民や各種団体が連携・協力しながら、地域の特性や資源を活かした個性豊かなまちづくりを進めてきました。

八尾市の第5次総合計画では、まちづくりの推進方策の中で、「地域のまちづくり」について方針が示されています。新たなニーズやまちづくり課題を整理し、市民や職員の幅広い参画のもと、協働により、八尾市のあるべき姿が描かれています。

わがまち推進計画は、地域住民にとって一番身近な生活圏である永畑小学校区のあるべき姿を描くもので、地域の課題を解決する、あるいは、長所や魅力を伸ばし、育てていくといった、地域住民のニーズに応じたきめ細やかなまちづくりを実現するため、永畑小学校区の自主的・自発的・自律的なまちづくり活動の指針として策定するものです。

 

わがまち推進計画前半
わがまち推進計画前半.pdf
PDFファイル 7.2 MB
わがまち推進計画後半
わがまち推進計画後半.pdf
PDFファイル 8.7 MB